9月 26th, 2012 in 未分類 |
龍聖ちゃんを抱っこ。
手のひらで、すやすやおやすみ。

9月 26th, 2012 in 未分類 |

帝王切開で赤ちゃんが生まれてから
傷口を縫合してもらい、病室に移動すると
看護師さんが赤ちゃんを連れて来てくれました。
赤ちゃんをこわごわ抱っこすると
「おっぱいをあげてみますか?」
と聞かれ、これまで乳房を揉んでも出なかったので
本当に母乳がでるのかなー?と半信半疑でしたが
赤ちゃんを胸に乗せてカンガルーケアすると
うっすらと母乳がにじんできました。
教えられていないはずなのに
赤ちゃんはおっぱいをチュウチュウ。
「自分も母乳がでるんだ!」
一生懸命おっぱいを吸ってくれている姿が
愛おしくてたまらなくなりました。
9月 22nd, 2012 in 未分類 |
帝王切開の傷口がまだ塞がっていなくて辛かったけれど
私の両親と下の弟家族が集まって、お七夜をしました。
命名書は父が納得するまで何枚も何枚も書いたという力作?
私が生まれた時も、弟たちが生まれた時も
父がこうして書いてくれました。
9月 22nd, 2012 in 未分類 |
ふたりはとっても仲良し。みずきくんが抱っこするとウトウト。
添い寝すると安心するのか、ほどなく眠ってしまいます。

9月 22nd, 2012 in 未分類 |

妊娠途中で逆子の人は多いですが、最後まで逆子の確率は3%。
まさか自分が逆子になるとは思っていなかったです。
逆子を治そうと鍼灸院に毎週かよい、足首と足の親指と小指の
爪の付け根部分をお灸してもらって、逆子体操に励みました。
マタニティヨガとスイミングにも熱心に通い続け、
会陰を柔らかくする「カレンデュラオイル」
(生活の木で購入)を妊娠初期から塗っていましたが
今回、自然出産は体験することができませんでした。
でも5分間隔までいったので陣痛は体験しました!
陣痛の痛みは生理痛を重くした感覚で、
後になると痛みは忘れてしまうのですが、
帝王切開の痛みは針でブスブスお腹を刺されたような
皮膚が焼けるような痛みで、切腹したみたい…なんて
冗談を言う元気もなく、ひたすら痛みに耐え、
いまもまだ痛みが時々来て、うずきます。
意外だったのは、逆子ですというメールをしたら
私もそうでした!というお返事をたくさん頂いたこと。
そんなメールに励まされ、勇気づけられました。
9月 14th, 2012 in 未分類 |
8月5日(日)二日前が満月だったので、
空には少し欠けた大きな月が輝いていました。
ベットの上で月明かりを浴びながら、
「逆子、なおれ、なおれ〜」
とお腹に話しかけていると、深夜2時過ぎに
ずーん、ずーんと生理痛のような鈍い痛みが。
15分おき、10分おき、と次第に痛みが増してきたので
「これが陣痛??そうなのかな?」
と思いながらも気のせいかな、と横になっていると
じわーっと、生温い感覚が…
「もしや、破水?!」
焦って、トイレにゆくと、血がポタッ…。
「おしるしだ!すぐに病院にいかなきゃ」
慌てて病院へ飛んでゆくと、
「逆子の自然分娩は危険なので帝王切開になります。
日曜日なので産婦人科の先生や麻酔科の先生を呼んで、
オペは朝8時〜8時半頃になります」
すでに分娩台の上で陣痛は5分間隔になっていたので、
「まだだよ、まだだよ、出て来ちゃだめだよ」
と必死でお腹の赤ちゃんに話しかけ、なんとか8時まで凌ぎました。
「時間になりました。オペ室に移動します」
部分麻酔だったので、完全に意識がある状態で臨みました。
日曜日だったので、分娩台もオペ室も貸し切りで
終始、和やかな雰囲気の中での出産となりました。
「生まれましたよ、男の子です。おめでとうございます」
まだ泣き声をあげる前の、まさに取り出した直後の
赤ちゃんが手術台で寝ている私の目の前に現れました。
ほんの少しだけ開いた左目と目があって、
すべてを見抜かれているような眼差しにドキッとしました。
院長先生、女医さん、麻酔の先生、優しい助産師さんに
囲まれながら、あたたかく祝福してもらいました。
「ハッピーバースデーツーユ〜♬ ハッピーバースデーツーユ〜♬」
曲が手術室に流れると、
「ふふわああ〜、ふふわああ〜」
という元気な赤ちゃんの泣き声が響き渡りました。
「よかった、よかった。ありがとう、ありがとう」
自然と涙が溢れてきて、止まりませんでした。

9月 13th, 2012 in 未分類 |
この写真は、出産してから初めて我が子を腕に抱いた瞬間です。
「記念に写真を一枚。へその緒が太くて、しっかりして
いるのはお腹にいる時の栄養がよかったんですね。
お母さんの胎盤も厚みがあって色もきれいで、
めずらしいハート型をしていたんですよ」
と赤ちゃんを取り上げてくれた授産師さんが教えてくれました。
小さな赤ちゃんからは、羊水のほんのり甘い香りがしました。
ベビちゃんのキュートな表情がとても気に入っています。
(写真をクリックすると拡大されます)

9月 12th, 2012 in 未分類 |

さきほどの写真は生後5日目。
この写真は生後1週間くらいのものです。
目元は私に似ていて、その他はみずきくん似です。
逆子で成長していたせいか、手足はすらっとしていて
こんなにちっちゃい手や足に爪がはえてるのをみて
生命ってすごいなあって思いました。
生後間もないグニャグニャした柔らかい体を
支えるのに私たちもおっかなびっくり。
お風呂はベビーバスを使って、二人掛かりでいれています。
ぱっちりした意志が強そうな眼差しをしています。
9月 11th, 2012 in 未分類 |
8月5日(日)無事に赤ちゃんが生まれました。
夜中に急な破水、陣痛があり、逆子だったので
緊急手術となり、帝王切開で生まれました。
(フジテレビのドキュメンタリー撮影があり、
出産シーンの前後にカメラが入りました。
放送日はもうしばらく撮影してからになります)
予定日より二週間早く生まれましたが、
体重2912グラム、身長50cmの元気な男の子です。
強い心肺機能と筋力は元競輪選手みずきくん譲り。
生まれてまだ間もないので、
1時間おきの授乳で毎日寝不足ですが、
今しかない、この貴重な時間を噛み締めています。
名前は龍聖(りゅうせい)と名付けました。
由来は、昨年12月、皆既月食をみながら、
星空に「赤ちゃんが来てくれますように」
とお願い事をしたら、
流れ星がサーッと流れたので「りゅうせい」。
龍年に生まれ、私が龍神と弁財天の舞を何度も踊り、
江の島岩屋で龍神と弁財天が奉られていることから
昔から深いご縁を感じていました。
聖=(神様の声に耳を傾ける人)という意味があります。
オリンピックの真っ最中に生まれた
” オリンピックベイビー ” なので
スポーツに秀でた子になってほしいと思ってます。
みずきくんはロンドンパラリンピック代表争いで、
最後に破れてしまいましたが
同じ時期に初めての赤ちゃんが誕生することになり、
生命誕生を共にわかち合うことが出来たので
これでよかったのだと思うようになりました。
かわいい寝顔を眺めているだけで、
「私たちのところに生まれて来てくれてありがとう…」
という感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
七年前に結婚して、8月にレース事故が起きて、
リハビリでパン作りをはじめ、
メデイアに取り上げられるようになり、
パラリンピック挑戦、昨年イヴに新たな命が宿って…
と目まぐるしかったですが、
私たちにとって龍聖くんが金メダルです。
年齢を経てからの赤ちゃんは、感慨ひとしおで、
だからこそ感動があるんだなあって感じています。
あまり早くに大きくなってしまうのも寂しいので、
ゆっくり成長してねと日々、話しかけています。
多以良泉己&宇佐美総子&龍聖より
