5月, 2012

辻口シェフとスイーツイベント

世界的パティシエ「モンサンクレール」辻口博啓シェフによる
「カステラスイーツ」親子イベントの司会をしました。

会場は青葉区にある住宅展示場「ハウスクエア横浜」でした。
(私も大分お腹が大きくなって目立ってきました)

辻口さんのことは間接的に群馬製粉の山口社長から伺っていたり、
辻口さんが開発した米粉「リ・ファリーヌ」を愛用していたり、
とご縁はあったのですが、今回初めてお会いしました。

本番直前の5分前に会場入りした辻口さんは
この春、自由が丘、故郷の石川県に製菓専門学校設立し、
東京スカイツリー店、渋谷ヒカリエ出店も重なり超多忙そうです。

次週の「ソロモン流」放送もふたりでみました。
体格が大きくて、見上げてしまうくらい!
辻口さんの手はどことなく、みずきくんに似ていました。

辻口さんと

ダーレオーエン選手の訃報

ロンドン五輪の競泳平泳ぎで北島康介選手の最大のライバル
と注目されていたノルウェーのダーレオーエン選手が
アメリカでの高地合宿中にシャワー室で倒れ、
そのまま帰らぬ人となった。心不全だった。

26歳で特に持病はなかったそうです。
スポーツ選手の突然死は心臓にまつわることが多い。

サッカーの松田直樹選手が2011年8月
練習中に倒れ込み、心肺停止状態となって、
急性心筋梗塞で34歳という若さでこの世を去った
ニュースが再び頭に浮かんできました。

TBSテレビ「バースD」(ナビゲータ東山紀之)
で松田直樹選手の密着独キュメンタリーをみて以来、
応援していたので、まさにこれからという時の
突然の訃報にショックを受けました。

うちの泉己君はスポーツ選手に多い「スポーツ心臓(心肥大)」
なので、現役時代から今まで頻繁に心臓発作を起こしています。

夜中が多いのですが、急に胸を押さえ、呼吸が荒くなって、
「くるしい、、くるしい…」
と動けなくなって、うずくまります。

それがとても苦しそうで、昨夜もまた発作があって、
胸をぎゅっと強くつかまれたようになり、
はあ、はあ、と荒い息をしていました。
私は背中をさすっていました。

松田直樹選手の悲しいニュースがあって、
昨年8月、近くの循環器内科で
24時間心電図検査を受けてみたところ、

「不整脈がある」
という診断がでましたが、その医師は

「心臓が普通の人より大きくて丈夫だから
 不整脈の原因はわからないけれど問題ないでしょう」

と言って、詳しく質問をしようとする私に
「心臓には特に問題ないって言ってるでしょう、
もしも疑うなら、よその病院で調べてもらってください」

と冷たく突き放され、帰されてしまいました。
なので、不整脈の原因はわからぬままです。

スポーツ選手の突然の訃報を耳にしたくないので
詳しく原因を究明して、未然に防いで欲しいです。

意見広告(朝日新聞)

昨日、憲法記念日にあわせて、意見広告が
朝日新聞の1ページを使って大きく掲載された。

「殺さない国、殺されない国に」

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新聞に書いてある意見広告をくまなく読み、
すぐにHPで確認してみました。

自分の意見と全部合致していたので
うれしくなりました。

まさに、そうなって欲しい…!
と願っていることが書いてありました。

おすすめの本

「脱原発社会を創る30人の提言」(コモンズ)

この本の中に登場する「田中優」さんとは
何度か対談させて頂いたことがあり、
初めてお会いした時から、
「優秀で先見の明がある方」と直感しました。

田中優さんはバランス感覚に優れていて
原発はもとより、住宅、エネルギー資源、
バンク(金融)についてなど生活全般に渡って
どうすればよいかを提言してくれています。

田中優さんのような人が表にたってくれたら
多くの人の考え方が変わるのではないかと思います。

この本に登場する元東芝の原子炉格納容器設計者
(柏崎刈羽原発・浜岡原発設計に関わる)
「後藤政志」さんには今後、原発の事実を
もっと発言して欲しいと思いました。

ALSという病

昨日、ブログに加藤則芳さんのことを書いたら
夜のEテレ(NHK教育テレビ)福祉の番組で
加藤さんのドキュメンタリー放送がありました。

ハートネットTV(再放送5月9日)
「”自然人”であれ 加藤則芳さんのメッセージ」

ALSになってしまわれてからの加藤さんの姿を
はじめてテレビでみました。

私の友人(私と同じ年)ノルウェーに住む
アーレも1年前にALSを発症してしまい、
現段階では治す手段がないと言われている
この難病と闘っています。

アーレの話を聞いて、そして加藤さんの著書を
読んで、いくつか共通項を見つけました。

「ライム病」です。
二人とも、ALSになる前にライム病にかかって
いるのです。ただの偶然に思えず、ネットで
検索してみると、ライム病が原因の可能性がある
ということが書かれていました。

アウトドアが大好きで山をフィールドに
常に自然に親しんでいたことも共通点です。

ライム病はコネチカット州のライム地方で
多く発症した、ダニが原因の病気です。

ライム病は治療をすれば治りますが
数年後にこのライム病が何らかの原因となって
ALSを発症させてしまう可能性があるそうです。

現段階では、治療薬がなく、時間の経過と共に
だんだんと体の機能が失われて行ってしまう病なので
前向きな気力を保つことがとても難しいのです。

まだ見つかっていないだけで、必ず治療法は
あると思います。

一刻も早く治療法が見つかって、
元気にまたアウトドアを飛び回れますように。

「森の聖者 自然保護の父ジョン・ミーア」

「森の聖者 自然保護の父ジョン・ミーア」加藤則芳 著(山と渓谷社)

加藤さんが歩いた「ジョン・ミーア・トレイル」
その名前の元となった人物ジョン・ミーアの自伝を初めて読みました。

ジョン・ミーアの歩んだ道のりが、現在の
アメリカの自然保護の考え方の元となり、
ヨセミテ国立公園、イエローストーン国立公園、
グランドキャニオン国立公園をはじめとする
世界初の自然保護地区の制定を実現させた
経緯を詳しく知ることができました。

後の政策に大きな影響を与えることになった
ルーズベルト大統領との四日間のキャンプ生活。

そうか、そういうことがあったのだ、と
歴史の裏側を知れて、新鮮でした。

私がアウトドアで愛用している「シェラカップ」が
ジョン・ミーアが設立した自然保護団体「シェラクラブ」
会員向けに考案されたグッズだったことも知り、
これからは、シェラカップを使う度に、
自然保護への考え方に思いを馳せることになると思います。

この本を読み終えて思ったのは、
どの時代にもお金儲けしか頭にない人が
いるんだな、ということでした。

気の遠くなるような歳月をかけて地球に蓄積された
自然資源を取り付くし、短期間で枯渇させてしまう人間。

目先のお金に目がくらみ、自分の周りのことしか
考えられない視野の狭さが、自然、動物、植物に
大きなダメージを与え、結果的に人類の存続の危機を
招くということが、昔から繰り広げられていたのです。

そしてジョン・ミーアのようにそのことを危惧し、
「何とかして豊かな自然をそのままに残したい、
 多くの人に自然に触れてもらい、ありのままの
 美しさを知って欲しい」という純粋な思いが人々の心を動かし
自然保護という考え方を広めていったのだと分かりました。