10月, 2012

41年前のベビードレス

_MG_5307

このベビードレスは私が生まれた時に、洋品屋さんをしている新潟の親戚からプレゼント

してもらったものです。

龍聖ちゃん、淡いブルーのベビードレスと帽子がよく似合っています。

_MG_5315

ベビーマッサージ

_DSC0438

赤ちゃんにいつもベビーマッサージをしてます。
オイルを使って、やさしく肌に触れると
赤ちゃんの表情がゆったりリラックスしてきます。

赤ちゃんのふわふわの柔らかい手足に触れると
とっても気持ちがいいです。

マッサージに使うオイルはエルバオーガニックを使っています。

ERO013_l

母乳:人の場合と動物の場合

私たちの親世代(団塊世代)は粉ミルク全盛期だったので
私たち団塊ジュニアは粉ミルクで育てられた人が多いようです。

母は3人の子供(私が第一子)を育てましたが、
母乳のことを聞いても、よくわからないみたいです。

「最初のうちは母乳で頑張っていたけれど1ヶ月を過ぎたくらいから、
 早く大きくしたくて粉ミルクに切り替えてしまった」

と言っていました。なので弟ふたりは粉ミルクです。

もちろん粉ミルクでも問題なく育つのですが、
ほ乳類の生来の姿である母乳の成分には、
赤ちゃんにとって必要な栄養分が含まれているので
母乳で育てることが、一番最適なのだそうです。

アザラシの母乳が高脂肪なバターに近い成分なのは、
極寒の地で生き延びる為に、十分な脂肪が必要だから。
高脂肪な母乳でないと赤ちゃんは生きてゆけないのです。

人間は高度に脳が発達したので、人間の母乳には、
脳の栄養素となる乳糖成分がたっぷりと含まれていて、

その他の動物の母乳の成分を比較してみても、
その動物にとって最適な栄養成分、免疫成分が
お母さんの母乳には含まれているようです。

母乳の味はお母さんが食べる物によって日々味が変わり、
赤ちゃんはフルコースを楽しむように母乳を飲んでいるそうです。

たんぽぽ茶

_DSC0496

●母乳の出を良くする「たんぽぽ茶」●

集荷にきてくれる郵便局の人から「たんぽぽ茶」を頂きました。

このたんぽぽ茶は、苦みが少なくて、フレーバーがあり、飲みやすいです。

私はひどい冷え性なので、体を温める作用のあるノンカフェインの

ジンジャー紅茶も愛飲しています。

たんぽぽ茶のおかげか母乳が詰まる回数が減ってきました。

目と子宮はつながっている

_DSC0608

ブログに書きたいことは、山ほどあるのに書いている最中に

強烈な眠気に襲われて、途中で終了……が多くて。

ソファで膝に赤ちゃんを乗せて、ブログを書いていますが、

「産後、目を酷使してはいけない」

と昔から言われているだけあって、その理由が分かる気がします。

妊娠中は難なく読めていた大好きな新聞や本、メールが

すっかり読めなくなってしまいました。

読みたいのに非常に疲れてしまうのです

目と子宮はつながっていて、目を酷使すると母乳の出に影響するようなので、

あまり無理をしないように気をつけたいです。

抱き癖はつかない

_DSC0290

「抱き癖がつく」という考えはどこから来たのか?というと、

忙しくて人出が足りなかった時代に少しでも楽になるように

抱っこしないようにしていた、ことから広まったのだそうです。

現代では、「抱き癖がつくという考え方は間違い」

という考え方が広まって、市主催こんにちは赤ちゃん教室でも

産婦人科の母親学級でも、育児の本も抱っこを推奨しています。

赤ちゃんの時、愛情をたっぷりと注がれて、

十分に満足するまで抱っこしてもらえた赤ちゃんは

情緒が安定していて、自立するのが早くなり、

反対に、抱っこしてもらえなかった赤ちゃんは

情緒不安定で、自立に時間がかかるのだそうです。

赤ちゃんは体重が段々と重くなってきて、

長時間の抱っこは腕にきますが、いっぱい抱っこしたいです。

羊水ゼロ

妊婦姿直前

赤ちゃんが自由にお腹の中を動き回るのは羊水があるから。

羊水の中で赤ちゃんはおしっこもしています。

なのに私は妊婦だということを忘れてしまうくらい体調がよかったので、

マタニティヨガ、スイミング、ペンキ塗り、ガーデンDIYなどなど

アクティブに動き回っていました。

妊娠後期に最高血圧140、最低血圧90以上になり、

妊娠高血圧症を疑われる数字になってしまっていましたが、

むくみが出たり、目の前がチカチカしたりといった

特有の症状はなかったので大丈夫でした。

しかし、問題だったのは、羊水。羊水の量をはかる検査で

「1.4センチしかないです。意識してたくさん水分を摂ってください」

と言われ、スイカ(スイカはカリウム豊富で高血圧症に効果があるので)

と麦茶(ノンカフェイン)を積極的に摂り、次の検査では5センチまで回復しました。

正常値は5センチ以上なので、まだ安心できない数値だったのですが、

きっと大丈夫だろうと気を抜いていたら、なんと出産直前に「羊水ゼロ」に。

赤ちゃんへの影響が心配されたので、

赤ちゃんの心電図を計測する「ストレステスト」を受けました。

幸い、赤ちゃんはしっかりとした力強い心拍だったので、

「赤ちゃんは元気ですね。大丈夫そうですね、

赤ちゃんが動けなくて苦しいので、ちゃんと水分を摂ってあげてくださいね」

と注意されました。

その週末に破水し、羊水がジワジワと出ましたが、

最後まで羊水が残っていたようで、オペの後に先生に聞いたら、

「ちゃんと羊水はありましたよ」

と言ってもらえました。

羊水は甘い匂いで、濁りがなかったので、(それを目指していたので)

それが、とてもうれしかったです。

授乳がストレスに

これまでのやり方を否定され、

「左右3〜5分で、交互に。

縦抱き、横抱き、フットボール抱きを3セット。

授乳は1時間半間隔をあけて、赤ちゃんが

どんなに泣いて欲しがってもあげないように」

と厳しくアドバイスされたので、ストップウォッチ片手に

きっちり3分はかり、授乳の間隔をあけました。

するとピピピッと鳴る音が次第にストレスに…。

好きなだけあげていた母乳を急にお預けにしたので、

赤ちゃんには激しく泣かれてしまい、

自分も精神的に参ってきてしまいました。そのことを先生に話したら、

「え?あなたって、そんなまじめな人だったの?

そんなにきっちりやらなくてよかったのに」

と言われて、拍子抜けしてしまいました。

これまで赤ちゃんを泣かさないように

やさしく、やさしく話し掛けをしてきたのですが、

「そんな丁寧にしなくていい!親が赤ちゃんに謝るな!

赤ちゃんは泣くものだから、ほって置けばいいんだから」

と赤ちゃんを荒っぽく扱われて、悲しくなったり、

混乱して、泣きたくなりましたが、すべて鵜呑みにせず、

いいとこ取りをしようと思いました。

授乳が終わってから、いつも交代で抱っこをしているので、

両手が塞がって、トイレもお風呂もままならないのですが、

ストップウォッチ→おしゃれな砂時計に替えて、

正しい吸わせ方をしたら、乳首が痛まなくなり、

ようやく苦痛から解放され、しあわせを感じるようになりました。

こういう肝心なことを病院や市が主催する赤ちゃん教室でも

まったく教えてもらえなかったので、なぜ?と不思議です。

初めてママになる人は誰かに教えてもらわなければわからないのに…。

育児ノイローゼになる人が多いのは、退院後に誰からも

教えてもらえなくて、どうしたらいいかわからなくて

不安になって混乱するからだと思います。

桶谷式が近くにあって助かりました。

保険はきかないけれど週1回通うだけで全然違います。

母乳の駆け込み寺:桶谷式

母乳外来:桶谷式マッサージ

http://www.oketani-kensankai.jp/html/introduce.html

悶々としてる時に、複数の人から勧められたのが桶谷式でした。

近く桶谷式があることを知り、わらにもすがる思いで駆け込みました。

しかし、ここの先生はスパルタ式で、私の胸を触るなり、

「こりゃあダメだね、久しぶりにこんなに酷い人をみたよ。

乳栓がほとんど詰まっちゃってる。根強い冷え性が原因だね。

だから母乳が冷たくて、頻繁に詰まるんだよ。

細い乳管のおっぱいは、冷たくて甘みが少ないから、

赤ちゃんもわかっていて、温かい太い乳管の甘いおっぱいを

引っぱりのみしてしまってるんだね。飲ませ方も悪いね、浅飲みだもの」

と指摘され、ガチガチの乳房に蒸しタオルを当てられて

グイグイ容赦なく揉まれました。

「痛い!痛いー!」

と叫んだけれど、両手を押さえつけられ、

「そりゃあそうだろうねえ、仕方がないね」

とまたグイグイ。すると噴水のようにピュッ、ピュッと

しぶきが自分の顔に降り掛かりました。

痛くて目を開けていられなかったけれど、施術後は

あんなにガチガチに張っていたおっぱいが

お餅のようにふんわりモチモチになりました。

母乳トラブル

順調だったのは最初の2週間だけで、
3週目からゴルフボールのようなしこりが出来て、
乳房が熱をもってカチカチに腫れ上がり、
青筋もはいり、痛くて腕が上がらなくなってしまいました。

これは乳腺炎の一歩手前の状態。
産婦人科では、最初から母乳の出がよかったこともあり、

「赤ちゃんが欲しがったら何回でも母乳をあげてください」
と言われただけで、詳しく片側は何分までとか、
乳腺炎の予防法をなにも教えてもらえないまま
(ミルクや哺乳瓶についての知識もないまま)退院となり、
不安から夫婦二人して育児ノイローゼ気味でした。

龍聖くんはアゴの力が強く、上手に吸えるのですが、
スタミナがあるので何時間でも吸い続けていられます。

産後二日目、母乳を6時間も連続で吸い続けたので、
へとへとになり、
「こんなに長時間吸っていてもいいんですか?」
と助産師さんに質問してみたら、

「赤ちゃんが欲しがるだけあげてください。
 6時間吸っていても全然かまわないです」

と言われたので、連続4〜5時間授乳が当たり前になり、
乳首がヒリヒリして、皮が剥けてきてしまいました。

しあわせを感じるはずの授乳が苦痛な時間に…。

両親ともお宮参りなど節目の時しか会わないので
母乳に関する疑問を誰にも教えてもらえず、
どうしたらよいのかわからずに、何冊も本を買って読みました。

「モチ米が母乳の出を良くする」
と本に書いてあったので、お赤飯やおしるこ、きな粉餅を
意識してたくさん食べて、乳腺を詰まらせてしまったり、
(後で他の本で知ったのですが、モチ米を食べると母乳の
 供給力が増えてかえって詰まりやすくなるのだそうです)

古い時代の考え方と現代では栄養状態が違っているので
当てはまらなくて、悪化させてしまったのです。

「乳首は消毒するといいのよ」とご近所おばさんに
アドバイスされて、毎回、洗浄綿で拭いていたら、
皮膚の亀裂を生んでしまう原因になってしまったり、

「抱っこしていると抱き癖がつくから」
と言われたり、(昔はそう言われていたけれど
実はそうではなく、たくさん抱っこしてあげた方が
赤ちゃんの情緒が安定する)

正しい情報が伝承されていないんだな、と
いうことがわかりました。

チーズパスタを食べた日は最悪で、
一発で乳腺が詰まって、腫れ上がってしまいました。
以来、乳製品、肉類、糖類は控えるようにしています。